- 時間的にラク
- 体力的にラク
- 大切な物や必要な物を見つけてもらえる
- 仏壇じまいのような専門的な対応までしてもらえる
- 不用品の買取りまでしてもらえる
- クリーニングや解体、売却まで対応してもらえる
(※3~6は、業者によって対応可能範囲が異なります)
遺品整理をするにあたり、業者に依頼するかどうか悩む方は多いと思います。
悩む理由としては、依頼することによるメリットが想像しにくいからではないでしょうか。
業者に依頼をすれば当然「ラク」ではありますが、必ず費用がかかります。
また、大切な物まで捨ててしまわれないか、家に傷をつけられたりしないかなど、様々な心配や不安もあると思います。
そこでこの記事では、遺品整理を業者に依頼するかどうか悩んでいる人が安心して判断できるように、業者に依頼するメリットを6つご紹介していきます。
この記事を読んでいただくことで、実際に依頼するかどうかを判断しやすくなると思います。ぜひご参考ください。
目次【本ページの内容】
1.遺品整理業者に依頼する6つのメリット
当センターは相続手続きの代行センターですが、相続手続きの一環として、遺品整理も含めてご依頼いただくケースはよくあります。
当センターでは信頼のおける遺品整理業者と連携をしているため、遺品整理を頼むかどうか悩んでいる方、そして頼んだ結果「助かった」「頼んで良かった」という方をたくさん見てきました。
ここではその経験をふまえて、費用をかけてでも遺品整理業者に依頼するメリットを6つご紹介していきます。
【遺品整理を業者に依頼する6つのメリット】
1-1.自分の時間を割く必要がない
遺品整理業者に頼むということは、つまり遺品整理を代行してもらうということです。
- 家まで遠い
- 仕事が忙しく手が回らない
- 子どもが小さく手が離せない
など、時間が確保できない理由は様々ですが、そのような場合に遺品整理業者に依頼することで、あなたに代わって遺品整理(家の片付け)をしてもらうことができます。
また遺品整理を仕事としているため、複数のスタッフで一気に作業をしてもらえます。
不慣れな個人が作業をするよりスムーズで、早ければ数時間、荷物が多い場合でも1日~2日程度で作業を終えることが多いようです。
(※荷物の量や間取り、搬出経路などにもよります)
1-2.労力がかからず体力的にも疲れない
故人の家の片付けは、想像以上に大変なものです。
例えば、大きな洋服ダンスを片付けるところを想像してみてください。
重い木製の大きなタンスに、中にはたくさんの服がぎっしり。
中身は容易に処分できたとしても、大きなタンスを外に持ち出すだけでも、体力的に相当疲れることと思います。
1-1章自分の時間を割く必要がないの内容とも重複しますが、「自分が動く=疲れる」ということになるため、業者に依頼して代わりに片付けてもらうことで、体力的な負担もなく済みます。
1-3.大切な物や必要な物を探してもらえる
遺品の中には相続手続きに関係するものがたくさん含まれています。
例えば、
- 繰り越し済の預金通帳
- 古いキャッシュカード
- 生命保険会社からのハガキ
- 証券会社の封筒
- 使っているかわからないクレジットカード
- 消費者金融のカード
- ATMでの支払明細
など、これらを山のような荷物の中から見つけるのは大変なことですが、照会をかけることによって、多額の財産もしくは借金が見つかることもあります。
このことを認識しながら遺品整理を進めてくれるかどうかは、遺品整理業者によります。
当センターはもちろんですが、相続手続きの代行サービスと連携しているような遺品整理業者であれば、相続手続きのこともふまえて片付けを進めてくれるかもしれません。
また、荷物の中には相続「以外」でも想い出の品や故人が大切にしていた貴重なものが残されているかもしれません。
どういった物かを予め具体的に伝えておく必要はありますが、それが見つかった場合は捨てずに残しておいてもらえる業者も多いです。
とにかくスピード重視でなんでも捨ててしまう業者も中にはあるようですので、時間はかかりますが、大切な物を見つけてもらえるかどうかも業者を選ぶ際のポイントになるでしょう。
1-4.仏壇などの専門的な対応もしてもらえる
遺品整理において、「どうしよう?」と悩まれるものの一つが仏壇です。
仏壇はもちろん大切なものではありますが、例えば実家(一戸建て)の大きな仏壇を自宅(マンション)に引き取りたくても、現実的に難しいものがあります。
そこで、正しく供養をした上で仏壇の処分を検討されることがありますが、遺品整理業者によってはそこまで対応しておらず、自分で調べたり問い合わせするとしてもどこに連絡したらよいのか、どういった手続きが必要になるのかわからず、つまづかれることが多いです。
そうならないためにも、予め供養の手配や立会いの代理等の対応をしてくれる遺品整理業者に依頼をしておくことで、仏壇も含めてスムーズに作業を進めてもらうことができるでしょう。
片付ける家に仏壇がある場合は、問い合わせの際に対応可能かどうか聞いてみることをお勧めします。
仏壇の供養は宗派にご注意!
仏教には様々な宗派があり、代表的なものでは浄土宗、浄土真宗、真言宗、日蓮宗、曹洞宗などがあります。
宗派によって考え方もお経も異なるため、どの宗派かを知った上で供養を手配する必要があります。
供養に対応している遺品整理業者であっても、宗派ごとの対応は難しいところも多いようです。
当センターでは、遺品整理業者とは別に、あらゆる宗派の「お寺さん」ネットワークがありますので、仏壇じまいに関してもスムーズに対応いたします。
1-5.片付けに加えて買取りしてくれるところもある
荷物の中に骨とう品や比較的新しい家電等がある場合、「自分では使わないないから買取りしてもらえないかな?」と思うことがあると思います。
その場合は、「買取り可能」と謳っている業者や、専門の鑑定士と連携している業者を選ぶとよいでしょう。
(多くの遺品整理業者が買取りまで対応してくれるようですが、提示される金額にはかなり差があるようです)
もし自分でリサイクルショップへ持ち込んだりフリマアプリで売ったりするとなると、かなり大変なものです。
例えば、
- まだ買い取ってもらえるかどうかわからない状態で、大型家電を運び出し、いざリサイクルショップで見てもらったら「買取不可」と言われた…
- なんだか価値のありそうな無さそうな、掛け軸や壷といった骨とう品を見つけたけど、どうしたらいいかわからない…
といった話はよくあります。
また、「買取りはないだろう」と想定して自身で遺品整理をしてみたものの、片付けを進めていく中で「これは買い取ってほしいな…」というような場合は、必然的に買取り業者を自身で探し、持っていく必要が出てきます。
自身で買取を対応するには、どうしても手間や労力がかかります。
故人宅にどういったものがあるのか全て把握できている人は少ないため、予め買取りまでしてくれる遺品整理業者に頼むのが本当にラクです。
1-6.アフターフォローまで対応してくれるところもある
アフターフォローとは、例えば
- ハウスクリーニング
- リフォーム
- 解体
- 不動産の売却
のことで、遺品整理後、誰も住まなくなったその家をどうするかによって選択肢も変わります。
対象物件が賃貸であれば、もちろん退去して完了ですが、原状回復のために最低限のクリーニングが必要になるかもしれません。
持ち家で、その後誰かが住む場合であれば、ハウスクリーニングやリフォームなどが必要になるでしょう。
また、持ち家の売却や解体であっても、
- どういった状態で売却するのか
- どのようにリフォームやリノベーションをするのか
- 解体する時に隣の家との塀は壊して良いのかどうか
など、具体的に検討する必要があります。
遺品整理業者は片付けのプロですが、その後発生するであろう作業までうまく橋渡しができるような、周辺事業者と連携してアフターフォローまでしてくれる遺品整理業者もあるため、「遺品整理が終わったらどうする予定なのか」まで含めて検討し、遺品整理を依頼する際にを事前に伝えておくとよいかもしれません。
2.まとめ
遺品整理は、時間をかければ当然自身でもすることができます。
そのほうがお金をかけずに済むため、それを選択される方もいます。
しかし、遺品整理業者はもちろん遺品整理のプロであるため、まず遺品に対する心構えがあり、いるもの・いらないものを判断する基準や経験を持っていることが多いです。
そのため、遺品整理を業者に依頼する一番のメリットは「時間をかけず、スムーズに遺品整理を進めることができる」点だと思います。
そのほかにご紹介したメリットについては、対応可能な範囲が業者によって変わるため、遺品整理業者を選ぶ際のポイントとしてぜひご参考ください。
繰り返しになりますが、当センターは信頼と実績のある遺品整理業者と連携しています。
相続発生に伴うご自宅の処分や、それに先立っての遺品整理までご相談可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。