こんにちは。
遺産相続手続まごころ代行センターの広報「こころん」です。
前回のブログでは、体験記として「印鑑登録」についてご紹介しました。
そのついでに、わたしがどうしても欲しかった書類があります。
それは、戸籍の附票です!!
相続手続きでは、何かと住所地が必要になります。
そこで便利なのがこの書類です!
どういうものなのか?どうやって取得するのか?
簡単にご紹介していきたいと思います。
1.戸籍の附票とは?
戸籍の附票とは、名前の通り、そもそも戸籍に付随しているものです。
何が付随しているかというと、新しく戸籍を作ってから、それ以降の住民登録の履歴です。
(↓イメージはこんな感じ↓)
※個人が特定できないように加工しています。どうやら転勤族で引越しが多かったみたいです…。
住所変更は、住んでいる住所地の役所に届け出るため、それが戸籍(本籍地)の役所と紐づくなんてちょっと変な感じがしますが、ちゃんと役所間で共有がなされているんです!
なので、現在の住所地の証明は住民票でいけますが、例えば過去の住所地を証明するものが必要な場合は、この戸籍の附票が便利です。
2.戸籍の附票の取得方法
戸籍の附票は、戸籍と紐づいているため、本籍を管轄する役所で取得しましょう。
(マイナンバーカードがあれば、お近くのコンビニでも取得できます!この方法は次章でお伝えしますね!)
請求に必要になるものは(例:大阪市の場合)
- 戸籍の附票の写し請求書(窓口に置いてあります!)
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
です。
(本人以外の人が取得する場合は、委任状や本人との関係を証するものが求められます)
※発行手数料として数百円かかります(自治体によります)。
役所(窓口)の場合、
- 請求書を書いて
↓(順番を待って)
- 窓口で手続きして
↓(順番を待って)
- 手数料を支払って取得
というように、少々時間がかかります💦
さらに、本籍が住所地と異なる場合、郵便でも請求ができますが、こちらも手間がかかります。
そこで便利なのが、マイナンバーカードを使ってコンビニで取得する方法です!
3.コンビニで戸籍の附票を取得する方法
戸籍の附票は、お近くのコンビニでも取得することができます。
(利用可能なコンビニは、利用できる店舗情報で確認ができます。)
(証明書の取得方法もこちらで確認ができます。)
ここからは、わたしの失敗談をご紹介します。
上記のサイトをたいして確認せずに行ったら、「そうだったのか!」という落とし穴がありましたので、ぜひご参照ください(笑)。
わたしは、近くのローソンで試してきました!
取得方法は「行けばわかるだろう~~」と思って、軽い気持ちで行きましたが、
なんと‼
1回目はわたくし、取得できませんでした💦💦
コンビニの機械で申請を進めると、最終的に「ご利用いただけないカードです」と表示されてしまうのです…。
やむなくその日は帰ったんですが、調べて判明しました。それは、
- 住所地と本籍地が異なる場合、
- 本籍の役所に「証明書のコンビニ交付利用登録申請」が必要
なんだそうです!!知らなかった!!!
つまり、「コンビニ交付させて~」と申請して、承認されなければコンビニで交付してもらえません!
(※本籍地と住所地が異なる場合)
これは盲点でした。
知らなかった方は、ぜひご参考になさってください。
ちなみに、コンビニでこの利用登録申請をすると、審査があり、その後利用ができるようになるようです。それまで3~5営業日ほどかかるようなので、急ぎの場合は危なかったかもしれません💦
コンビニで証明書を取得する場合は、ご注意ください!
(一度やってみると、その便利さがよくわかりますよ!!)
4.まとめ
わたしの場合、なぜ戸籍の附票が欲しかったのかというと、使っていない銀行口座の解約手続きをする際に、(銀行に届け出ている)当時の住所を確認したかったからです。
わたしは比較的、学生~20代の引越し歴が多いので、いつのどの住所で届け出たか?がわからなかったのです。
この附票があれば、この時の住所だ!と記憶とともに思い出せたので、スムーズに手続きすることができました。
(それに戸籍の附票はれっきとした公的書類ですので、過去の住所の証明書としても出せます✨)
今回の経験で、戸籍の附票がとても便利なのと、発行時はコンビニを活用するのが便利ということを学びました。
この記事が多くの方のお役に立たてれば幸いです^^