【遺品整理完全ガイド】自分でできる?業者に頼む?料金相場と安く依頼するコツ3選

先日亡くなった父は、賃貸マンションに一人暮らしでした。遺品整理は自分でもできることなのでしょうか?もし遺品整理業者にお願いする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

ひとりでこなすには大変な「遺品整理」
→もちろんご自身でもできますが、もし遺品整理業者に頼む場合の依頼の流れや費用の相場についてご紹介

  • 業者に頼むかどうか迷った時の、4つの判断ポイント
  • 賃貸の場合は、できるだけ早く遺品整理したほうがお得

 

遺品整理とは、文字通り「遺品を整理すること」ですが、遺品を単なる「モノ」と考えるのではなく、ひとつひとつを「故人の思い出」ととらえ、それら大切に片付けることで結果的に自分自身の「心を整理すること」だと私たちは考えています

 

亡くなった人の住まいを訪れた時、たくさんの思い出が詰まった空間を見ると、なかなか片付ける気にはなれないかもしれません。

しかし、いつまでもそのままにしておくわけにはいきません

 

特に、賃貸マンションであれば毎月の家賃などが発生しますし、持ち家だからといって放置しておけばどんどん家は傷んでいくでしょう。

 

一言に「遺品整理」といっても、

  • 亡くなった人の生活環境や住居の状態
  • 遺品整理をするべきタイミング
  • そもそも自分たちで遺品整理ができるのか?

など、その人ごとに状況は実に様々です。

 

そこでこの記事では、遺品整理について、もし専門業者に依頼するならどういった流れでそれが進むのか、どのくらいの費用がかかるのかなど、遺品整理について「気になること」を全てご紹介します

 

当センターが連携している遺品整理業者のケースを例に、今までたくさんの現場で作業してきた遺品整理士が具体的に解説します。

 

1.そもそも「遺品整理」とは

冒頭でもお伝えしましたが、私たちは遺品整理について

遺品を単なる「モノ」ととらえるのではなく、ひとつひとつを「故人の思い出」として、それら大切に片付けること

だと考えています。

 

部屋の中を見渡せば、テレビなどの大きな家電から旅行のお土産のキーホルダーまで、本当にたくさんの物があるでしょう。

 

これら全てを整理し、次の新しい一歩を踏み出すためのきっかけとなるのが遺品整理です。

 

生活ゴミなど明らかにゴミであることがわかる物なら捨てることも容易ですが、

  • 思い出の品
  • 過去の預金通帳
  • 価値があるのかどうか判断がつかない貴金属

など、実際に片付けを進めていくと悩むことばかりです。

 

人が亡くなった後は必ず「相続」が開始しますので、もしかすると絶対に捨ててはいけないような貴重な書類があるかもしれません。

 

片付けが一向に進まず、気付けばあっという間に日が暮れてしまい、一日経っても何できなかった…というのは実際よくある話です。

 

なんでもかんでもゴミとして捨てていくことができない、また捨ててよいのかどうかの判断が難しい、それが遺品整理の特徴です

 

遺品整理は相続とも深く関連するということを忘れずに、ひとつひとつ慎重に取り扱う必要があります。

 

デジタル遺品にご注意!

「デジタル遺品」とは、いわゆるインターネット上の履歴やアカウント情報など、パソコン自体を処分しても消えることがないデジタルデータ(遺品)のことです。

例えばYahooの会員登録をしていた人が亡くなった場合、その人が使っていたパソコンを壊したり分解したとしても、Yahooの会員登録という情報が消えることはありません。

スマートフォンがほぼ全世代で普及していることも影響し、Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)、Tiktok(ティックトック)などのSNS利用も増え、亡くなった後もそのアカウントが残り続けることを懸念される声もあります。

今までは「モノ」であった遺品が、これからは「データ」の遺品も増えてきますので、そのあたりも含めて遺品整理を進めていく必要があります。

デジタル遺産の相続に困っているイラスト

(デジタル遺産のイラスト)

 

2.遺品整理は自分でする?業者に頼む?

「遺品整理って結局片付けでしょ?それなら自分でできるのでは?」という声もよく耳にします。

 

自分でできるかどうかというと、「やればできます」というのが私たちの感覚です。

 

もちろん、ご自身の代わりに遺品整理をしてもらう「遺品整理業者に頼むメリット」はたくさんあります。

 

ここでは、

  1. 自分ですべきか?業者に頼むべきか?悩んだときに考えるとよいポイント
  2. よくある「業者に頼むシチュエーション」

をご紹介していきます。

 

2-1.自分でするか業者に頼むか迷ったら(4つのポイント)

遺品整理業者に片付けを依頼するかどうか、考えるポイントとしては以下の4つがあります。

  1. 部屋や家の大きさ(間取り)
  2. 部屋や家の状態(汚れや荷物の量)
  3. 住んでいるところと片付けるところまでの距離
  4. 捨てて良いものかどうかの判断

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

①家の「広さ」を考慮する

遺品整理にも様々なシチュエーションがありますが、例えば一部屋だけの片付けであれば、まだ自分でやろうという気になるかもしれません。

それが二部屋だったり、リビングが増えたり、一戸建てになったり、…とすると、かなり時間と労力がかかることが想像できるでしょう。

自分でするか業者に頼むか迷った時の4つのポイント①家の広さを考慮する

 

②家の「状態」を考慮する

家がきれいに整理整頓されていて、比較的荷物も少ない場合は、自分で片付けができるかもしれません。

ですが、いわゆるゴミ屋敷のような状態や、とにかく荷物が多い家の場合は、タンスや家具も多く、家電なども含め片付けするのはかなり大変なものです。

自分でするか業者に頼むか迷った時の4つのポイント②家の状態を考慮する

 

③家までの「距離」を考慮する

例えば自分は東京住まい、片付けする家が新潟、のような場合、週末の土日だけで片付けができるでしょうか。

もちろん、それで片付くような場合もありますが、中には数週間に分けて作業をすることもあり、その往復交通費だけでもかなりの金額になり、何よりも体力的に大変だと感じることでしょう。

自分でするか業者に頼むか迷った時の4つのポイント③家までの距離

 

④「捨てて良いのかの判断ができない」ことがある

これが「業者に頼む」決め手になることが多いです

遺品には、その後の相続手続きに関係するものも含まれているため、例えば

  • 古い固定資産税の納付書
  • 繰り越し済の通帳
  • 使っているかわからないクレジットカード
  • 大量の書類

など、捨てることで何か問題になるのではないかと不安になり、結局何も捨てられないまま一日が終わってしまったということはよくあります。

自分でするか業者に頼むか迷った時の4つのポイント④要不要の判断ができるかどうか

 

特に上記の4つのポイントを考慮して、ご自身で遺品整理するか、いっそ遺品整理業者に片付けてもらうか、検討してみるとよいでしょう。

 

2-2.遺品整理を業者に依頼する「よくあるシチュエーション」

次に、遺品整理にあまり馴染みのない方のために、実際どのようなシチュエーションで遺品整理を依頼されているのか、実例をいくつか紹介していきます。

 

【状況別】

  内容
生前整理 施設に入居するにあたっての片付け
いわゆる終活としての片付け
遺品整理 亡くなった人の部屋のみを整理
亡くなった人の家を丸ごと整理
放置になっている空き家の整理
亡くなった人の退去(賃貸物件)に伴う整理
孤独死や病死後の特殊清掃(及び遺品整理)

 

「生前整理」とは、まだ存命のうちに家の片付けをしてしまうことです。

単に片付けと言われればそうなのですが、家の荷物を全て片付けたり、賃貸物件の場合は退去して施設に入ったりすることもあるため、生前の大掛かりな片付けを生前整理と呼んでいます。

 

遺品整理はもちろん死亡後の片付けですが、部屋だけ家の中すべて、汚れ方や状態次第では特殊清掃などもご依頼されることがあります。

 

【状況別】

遺品整理の場合は、依頼者と故人の関係、心情、状況も様々「いらないものを全部捨ててほしい」「なかなか家に行く時間がない」「相続に必要な物だけ見つけてほしい」など

遺品整理の場合は、依頼者と故人の関係、心情、状況も様々です。

遺品整理業者は様々な現場に立ち会ってきた実績がありますので、しっかりとご自身の要望を伝えることでスムーズに対応してもらえるでしょう。

 

3.遺品整理業者の料金相場

前章でご紹介したポイントをもとに、いざ「遺品整理業者に頼もう!」と決まったとしても、どのくらいの費用がかかるのかわからないと頼みづらいですよね。

 

そこで、当センターが連携している遺品整理業者と、全国の遺品整理業者のホームページから大体の相場をまとめたものを、下記にご紹介いたします。

ぜひご参考いただければと思います。

 

3-1.遺品整理の料金は間取りで設定されているのが一般的

多くの遺品整理業者は部屋の間取りを基準に料金を設定しています

(部屋数が多くなればなるほど、荷物量や作業量が増えることが想定されるため)

 

また、料金の構成としては、

  • 遺品整理料金(いわゆる間取りに対する基本料金)
  • オプション料金(プラスでどのような要望があるか)

というところが多いようです。

 

オプションに関しては、遺品整理業者によって対応はまちまちですが、賃貸物件の場合は退去に際して清掃やクリーニングを求められることもあるため、そのような場合はオプションとして対応してもらえるのか確認しておくとよいでしょう。

 

また、孤独死やゴミ屋敷など特別な状況においては独特の臭いが取れないことも多く、特殊清掃や強力な脱臭が必要になることもあります。

特殊な機器や薬品が必要になると対応できる業者も限られるため、状況を伝え、どこまで対応可能かを確認するようにしましょう。

 

3-2.一目でわかる!遺品整理の料金相場

・全国の遺品整理業者
・遺品整理のまとめサイト
・当センターの連携する遺品整理業者

の各料金を見て、一覧表にまとめたのが下記です。

 

間取り 料金相場 作業時間
1R・1K 3万円~ 1~3時間
1DK・2K 5万円~ 2~4時間
1LDK・2DK 7万円~ 3~6時間
2LDK・3DK 12万円~ 3~8時間
3LDK・4DK 19万円~ 5~12時間
4LDK・5DK~ 23万円~ 6~15時間

※インターネット上に掲載されている全国の料金表を参考にした当センターの調査結果(2022年)

 

同じ広さや間取りであっても荷物の種類や量によって料金は異なります。

正確な見積りが欲しい場合は、業者に現地を見てもらう必要がありますが、まずは一度この料金を参考にしていただければと思います。

 

次に、遺品整理業者がオプションとして設定している項目についてもご紹介しておきます。

  • 各種買取りサービス
  • 消臭・消毒作業
  • ハウスクリーニング
  • 特殊清掃
  • 原状回復リフォーム
  • 家屋の解体
  • 形見の配送
  • 仏壇・遺品等の供養
  • 車やバイクの回収や廃車手続き代行
  • 相続手続きの相談(専門家紹介)

 

遺品整理業者によって特に費用がかからないオプションもあるため(例えば買取りサービスなど)、希望するオプションがある場合は、問い合わせの際に別途費用がかかるかどうか確認するようにしましょう。

 

3-3.少しでも安く業者に依頼するための3つのコツ

遺品整理を業者に依頼すると当然お金がかかりますが、できれば少しでも安く抑えたいですよね。

 

単に「安くしてほしい!」とお願いするのではなく、ここではどういったことをすれば安くしてもらえる可能性があるのか、実際に遺品整理業者に聞いた内容をお伝えします。

 

①業者の空き予定に合わせる

こちらの希望する日ではなく、業者の空いている日に作業をしてもらう方法です。

物量にもよりますが、遺品整理業者は相応の作業人数を確保する必要があります。

業者としては「どうしてもこの日でお願いします」と言われるよりも、「この日までであればいつでも大丈夫です」と言われた方が作業人数の調整がつけやすいため、交渉次第で安くしてくれることもあるようです。

(引越しを業者に依頼するのと同じようなイメージです)

 

②買取りできるものは買取りしてもらう

作業料金自体が安くなるわけではありませんが、家電や骨とう品など少しでもお金になるものを買取ってもらうことで、結果的に金額が安くなることもあります。

買取り金額は業者によってかなり差がありますが、

  • その業者がどういった品物の買取りに強いのか
  • 得意でない分野については専門業者と連携が取れるのか

など、事前に確認するとよいでしょう。

 

③できるだけゴミは自分で捨てる

遺品整理で出た不用品(ゴミ)を自分で捨てる方法です。

遺品整理で出てくる不用品は服、家具、書類、家電など種類は様々ですが、いずれにしても処分する必要があります。

遺品整理業者がゴミを捨てる場合、それは事業者から出たゴミであるため産業廃棄物として扱われます。

しかし、一般の人が捨てるゴミであれば一般廃棄物になるため、自治体などが運営する廃棄物処理施設に直接持ち込むことで、その処分費用を抑えることができます。

自治体によっては持ち込みを禁止しているところや、持ち込みの時間が制限されているところなどがあるため、必ず事前に問い合わせをして確認しましょう。

 

4.遺品整理業者に依頼する場合の流れ

遺品整理を業者に依頼する場合、どのような流れで進むかご存知ですか?

 

  • どのくらいで見積もってもらえるの?
  • 支払いはいつ?
  • 立会いは必要なの?

など、業者によって様々ではありますが、一般的な流れについて下記記事で詳しく解説しています。

 

これから依頼するかどうかをご検討されている方は、ぜひご参照ください。

 

5.遺品整理を行うべき時期は?ポイントは持ち家か賃貸か

遺品整理を行うべき時期は、対象の家が持ち家賃貸かで異なります。

もちろん気持ちの整理がつくかどうかを最優先すべきではありますが、持ち家か賃貸かという状況によって遺品整理すべき時期が異なるため、それぞれのケースについてご説明します。

 

5-1.〈持ち家の場合〉急ぐ必要なし!

持ち家の場合は、特に急ぐ必要はありません

 

自分(もしくはご家族など)の名義の家であれば、基本的には固定資産税さえ滞納することがなければ特に問題は生じないはずだからです。

 

しかし、持ち家であってもまだ住宅ローンが残っている場合は注意が必要です。

 

月々の支払いを続ければ特に問題ありませんが、もしその家に住む予定がないのであれば、早急に売却の準備を進め、残りの住宅ローンとどれだけ相殺できるかを検討した方が懸命です

 

なぜなら、放置すればするほどローンを返済することなり、また年数とともに徐々に家の価値は下がっていくため、結果的に損をしてしまう可能性があるからです。

 

また、急ぐ必要はないとお伝えしたものの、家の状態によっては早めに片づけをしないと、どんどん家が傷んでしまう可能性もあります。

 

「人の住んでいない家はすぐにボロボロになる」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、風通しがなく人気のない家は本当に早く傷みます

 

特に、木造の場合はすぐにシロアリが発生したり、床が軋んだり、壁に亀裂が入ったり、とにかくあらゆる箇所が傷んでいきます。

 

もしその家を処分するつもりであれば、少しでも早く手を打つことで、より高い金額で売れるかもしれません。

 

家を売る前に遺品整理は必要?

売却する場合、遺品整理をしてから最低限の清掃をした上で売りに出すことが多いです。

しかし、きれいに片付けたからといって金額がそれほど変わらない場合も多いため、片付けてから売却の相談をするのではなく、荷物もそのままの状態で一旦相談してみるとよいでしょう。

当センターでは、荷物もそのままの状態で、売却までサポートするケースも非常に多いです。

気になる方は、是非一度ご相談ください。

>>故人が所有していた相続不動産(土地、建物、マンション等)の売却・買取

 

5-2.〈賃貸の場合〉早急に遺品整理を!

当然ですが、賃貸の場合は賃料(共益費や管理費も)を支払っているはずです。

 

賃料は毎月の支払いが一般的であるため、1か月退去が遅れるごとに1か月分の賃料等を支払うことになります。

 

そのため、賃貸の場合は「必ず退去が必要」という前提で、できるだけ早く遺品整理に取り掛かることをお勧めします

 

場合によっては遺品整理業者への依頼も検討した方が、結果的に割安になることもあるかもしれません。

 

また、多くの物件は退去の1か月以上前に連絡が必要のため、例えば8月末で退去したい場合は7月中に連絡することになります。

(状況によっては日割りなど対応してもらえることもあるかもしれませんが)

 

片付けが終わった後に退去の連絡をしたために、結局翌月分も空き家のままで賃料を負担することになったというケースは実際にあるため、退去の申請をしてから最短でいつ退去できるのかについて、早い段階で確認するようにしておきましょう。

 

6.遺品整理業者に依頼したい!よくある5つの質問

当センターにも、遺品整理を含めた相続手続きのご相談をたくさんいただきます。

 

その中で、遺品整理に関してよくある質問を5つご紹介します。

実際に当センターの連携する遺品整理業者が回答した内容ですので、ぜひご参照ください。

(業者によっては回答が異なる場合があります、ご了承ください。)

 

Q1.とにかく家がすごい状況なのですが…お願いできますか?

A.全く問題ありません、お任せください。

具体的な表現は避けますが、いわゆるゴミ屋敷、特別なご事情で亡くなられたご自宅の片付けについても実績があります。

むしろ、そういった所だからこそ私たち専門業者が必要だと思いますので、遠慮なくご相談ください。

 

Q2.大切な物だけ宅急便で送ってほしいのですが、可能ですか?

A.もちろん可能です。

段ボールに入る物でしたら宅急便でお送りしますし、家具や仏壇など大きな荷物の場合は遺品整理業者または提携している引越し業者が運んでお届けします。

 

Q3.遺品整理後「不要」となったものは、すべてゴミとして処分されるのでしょうか。

A.いいえ。

SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして下記検討のうえ、それでもなお残ったものに関しては処分としています。

  • リサイクル品として再利用
  • リユース品として再利用
  • 海外リユースとして再利用
  • ジャンク品として必要な人に販売
  • 有価物(物販品)として販売

これまで大切に保管されてきた物であるため、できる限りゴミにならず再利用/再活用されるように仕分けします。

 

Q4.「今からすぐに遺品整理を…」というお願いは可能ですか?

A.その日の状況にもよりますが、できる限り対応いたします。

実際の作業となると、物量等によって作業員の確保が必要になりますので、ご相談をいただいた後すぐに作業開始というのは難しいケースが多いです。

しかし、スケジュールさえあえば、できる限りご希望に沿うように対応いたします。

 

Q5.支払いのタイミングはいつでしょうか?

A.基本的には作業完了後の一括払いでお願いしています。

ただし、故人の銀行口座が凍結してしまった等ですぐにお金が用意できない場合は、その後の相続手続きを当センターにご依頼いただくことを条件に、相続手続き完了時点でのお支払いにも対応しております。

(相続手続きが完了すれば、故人の凍結した口座に入っていたお金が払戻しされますので、そこから支払うことが可能になります)

 

7.まとめ

この記事では、遺品整理の概要について紹介してきました。

 

遺品整理は自分ですることもできますが、想像している以上に大変な作業です。

また、遺品整理のタイミングは持ち家か賃貸かによっても異なります。

 

遺品整理業者を検討するにあたって料金は重要かと思いますので、各所の料金表を参考にした当センターの調査結果一覧を参考に、ご検討いただければと思います。

 

遺品整理は荷物の片付けですが、いわゆる「心の整理」です。

故人との思い出をふり返りながら、新しい生活、新しい日々に向けて、前向きに進むきっかけにしましょう。

 

当センターは信頼のおける遺品整理業者と連携しています。

遺品整理でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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この記事を執筆した専門家

この記事を執筆した専門家 嶋田 裕志
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士

嶋田 裕志

Yuji Shimada

日本行政書士会連合会11260290号
大阪府行政書士会 第6071号
宅地建物取引士 第090938号
Twitter ( )

相続・遺言専門の行政書士として10年を超える実績。年間の相談対応件数は2,000件超え、行政書士の範囲だけでなく、相続税や不動産など相続に関する幅広い知識を持つ。全国各地を飛び回り、孤独死されたご自宅内での遺留品の捜索や不動産の売却のサポートまで対応。新聞、雑誌、WEBメディアなどの取材実績も多数。G1行政書士法人の代表。

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