こんにちは。
遺産相続手続まごころ代行センターの広報「こころん」です。
今年に入ってすでに、
- (昨年度の)行政書士試験の合格発表
- (今月あった)司法書士試験の筆記試験
に遭遇しました。
当センターのスタッフで、受験した人がいます‼
(当センターには、各種士業の有資格者はもちろん、これから資格を取りたい見習いさんもいるんです!)
試験日前の1週間は、それぞれお休みして勉強に集中していました。
わたしは受けていないのですが、それぞれどんな試験なんだろう?有資格者はどんな試験を経て今があるんだろう?と気になったので、調べてみました!
ここでは調べた結果をざっくりご紹介したいと思います。
行政書士試験ってどんな感じ?
行政書士試験は、「一般社団法人行政書士試験研究センター」が毎年実施しています。
※総務大臣の指定試験機関で、都道府県知事の委託を受けて毎年実施されています。
(日本行政書士会連合会HPより)
試験は毎年1回で、11月の第2日曜日となっています。
受験資格は特にないですが、受験手数料として10,400円が必要です。
(令和4年度の試験から、手数料が上がっています!)
直近のスケジュールをお伝えすると、
【令和4年】
7月 4日 公示
7月25日~願書受付(郵送/インターネット)
8月末 願書締め切り
11月13日 試験当日(13~16時)
翌1月25日 合格発表
年齢、学歴、国籍を問わないことから、昨年度の合格者には
- 最年長82歳
- 最年少14歳
がいたそうです!すごい!!
行政書士の具体的な業務としては、官公庁への許認可に関する書類提出や契約書、交通事故調査報告書等、権利義務又は事実証明に関する書類作成業務などを行っています。
それに伴い、法律と業務の観点から試験が構成されます。
網羅する法律も、
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題
とのことなので、とても幅広いです!
(そりゃこんなに広範囲だと、相続なんて試験に出るか出ないかレベルですね💦)
相続の知識が身についてきたらからといって、私は決して行政書士にはなれない…(笑))
(抜粋・参照)行政書士試験研究センター
司法書士試験ってどんな感じ?
司法書士試験も、特に受験資格はなく誰でも受けられます。
法務省内のHPにすべて概要があるため、法務省が管轄しているということでしょう。
試験会場も、各地の法務局となっています。
受験の申請は窓口か郵送のみで、受験手数料は8,000円です。
(受験申請の際には写真の提出があります!)
スケジュールは下記のようになっています。
【令和4年】
5月 2日 受験申請開始
5月16日 締め切り
7月 3日 筆記試験当日(午前の部・午後の部ともにあり)
10月11日 筆記試験の結果発表
10月24日 口述試験当日
11月11日 最終合格者の発表
(各法務局での掲示/HP/官報への公告)
筆記試験は終日かかり、口述試験もあります。
キニナル筆記試験はというと
(1) 憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
(2) 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3) 供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
(4) その他
とのことで、法律周りに加えて不動産に関する知識が求められるのが特徴ですね。
(抜粋・参照)令和4年度司法書士試験受験案内書|法務省
という感じで、いかがだったでしょうか。
どちらも年に1回の試験ですから、多くの受験者が、仕事と並行して勉強をしていくんでしょうね。
以上、今回は行政書士試験と司法書士試験のお話でした~~♪
ちなみに…!
当センターでは、現在、相続事務全般を担うスタッフを募集しております✨
(いまはちょうど、司法試験予備試験の準備をしているスタッフがいます!)
興味のある方は、G1行政書士法人のHPをご覧ください!
(当センターの相続受付窓口を担うのが「G1行政書士法人」です)